断酒88日目 趣味
十代の頃はテレビドラマアニメ、Jポップにハマっていて勉強そっちのけで、熱中していた。
二十歳前後では友人の勧めもあり、競馬やパチスロ、アイドルのコンサートにハマっていた。
二十代後半になると趣味の断捨離を始めて趣味らしい趣味といえばお酒かネットサーフィンたまにゲームばかりしていた。
三十代になってから看護学校に入り、勉強三昧で苦痛の毎日のストレスから酒量が次第に増えて、余計に勉強するのが苦痛で課題に追われて楽しくないという悪循環を繰り返していたが、なんとか資格を取ることができた。
資格を取ってからはマラソンを始めて、努力した分記録に反映されるという達成感を味わえて精神的に満足度が高い。
もちろん、今でも頻度は減ったが、音楽を聴いたり、競馬中継をみたり、ネット閲覧したりして趣味の時間を健康を害さない程度に楽しんでいる。
自分なりに中毒の定義はある行為をすることで日常生活に支障をきたす状態と捉えている。
自分の人生を振り返ると、夜更かしして勉強に集中できなかったとか、体がいつもダルいとか、ぼうっとしちゃいけないときにぼうっとしてしまうとか、意欲がでなくて鬱々とした日々を送っているぐらいある行為にハマっていてコントロールできないことが当てはまっていたと思う。
趣味を適度にっていうその適度の範囲内に収まるってのがなかなか難しいし、そんなのを意識しすぎてもなぁというのが言い訳としてある。
今、自分のなかで中毒になっているものはお酒とギャンブルとネット、ゲームがあげられる。
ゲームに関しては、最近無料アプリで簡単にダウンロード出来て気軽に時間を潰せてしまう。一時間以上やっていると、やめれなくなり他の事ができないばかりか、就寝時間になってもやめれなくなり、これはまずいと思いアンインストールする。
ネットに関しては、家でのインターネット契約は解約して、ケータイのギガも節約するため、もっぱらネットは無料Wi-Fi出来るところまで足を運ぶので、バッテリーの関係で就寝時間になってもやるということはなくなった。
ギャンブルに関しては、競馬の場合負けないオッズを求めたら、凄く骨が折れる位面倒な作業であることが実践して気づいたのでそれ以来キッパリやめられた。
お酒に関しては今のところ一番厄介だと思っている。今は飲みたいなという欲求はないが、ちょっとくらい飲んでもすぐにやめられるさと思ってのんでしまうと、ストッパーが取れて連休の初日は朝からネットサーフィンしながら飲んでみようかなと思わなくもない。今は仕事をしているが退職したら暇になるので朝から飲む姿は容易に想像できる。おそらく1年後には慢性アルコール中毒で認知機能が落ちて、下手をすれば介護が必要な体になってしまうだろうと予測する。
趣味は人の迷惑にならない程度であれば自由にやって良いと思っている。結果的にでも自分にとってお酒は薬物で、その副作用によって自分のみならず人に大迷惑をかけてしまう恐ろしいものだと思っている。