断酒199日目 オレンジジュースの思い出
小さい頃正月に親戚の家に行くと、大人はビールと熱燗が用意され、子どもにはオレンジジュースが定番だった。乾きもののおつまみが用意されてつまんで食べていた。
大人同士の話には全くついていけなかったが、普段麦茶が基本だった身としてはオレンジジュースは特別感を感じた。
今ではたまに居酒屋で、頼むことはあるが、子どもの頃飲んでいたオレンジジュースの美味しさとはなにか違うなと感じる。
考えられる事は、手にいれようと思えば簡単に手に入る。基本的に飲み物で簡単に手に入らないのはお酒が思い浮かぶ。
断酒前に一度でいいから飲んでみたいと思ったのは、ウイスキーの山崎18年だ。近年のプレミアウイスキーブームもあってか、値段も一瓶7万超えと高騰していても飲みたいと思ったほどだ。
思えば子どもの頃はお小遣いが最初は300円スタートだった。相対的にオレンジジュースを手に入れるのと、今ウイスキーを手にいれるのは同じ位の価値になるのかなぁと思うと不思議な感じである。