断酒297日目 お酒の魔力
『飲むのを控えよう』『断酒をしよう』と決意するぐらい、いつの間にお酒の魔力に取りつかれてしまったのだろうと考える。
初めてお酒を口にしたときには『こんなのジュース飲んだ方が良いじゃないか』と本気で思うほど、なぜお酒に依存してしまうのかが理解不能だった。
お酒を飲むことによる酔いを経験することによって得られた快感が忘れられなかったのかもしれない。
お酒は合法ドラッグだ。飲む自体日本では罪にはならない。しかし、飲酒運転は罪になる。酔いによって通常の判断力を著しく低下し、事故を招くリスクが非常に高まる。
お酒を飲むのは自由だが、飲んだことによる人への迷惑行為は覚えていないと主張したことで言い訳にならない。
日本のお酒に対しての世間の寛容さは年々低下しているように思える。
かといってそれが、生きづらくなるかどうかは個人個人によって異なるであろう。
とにもかくにも、私は断酒が実行できた。断酒による惨めな思いや、飲酒欲求は幸いみられていない。本当に運良く今日に至ったと思う。