断酒して良かった

元毎晩多量飲酒していましたが、お酒に起因した失敗、心身の不健康、時間の浪費と人生これで良いのかという疑問から、断酒始めました。断酒の継続の目的でブログをはじました。禁酒に興味を持たれている方や禁酒をしている仲間の方が読んでいただけたら幸いです。

断酒78日目 機会飲酒していた頃の私

20代の前半は職場の人達や友達付き合いのみの機会飲酒だった。お酒で嫌なこと忘れようとかストレス解消しようとかは無かった。お酒の場で盛り上げようとたくさん飲むことはあったので、二日酔いはたまにあった。

その頃はお酒にはそんなに依存はしていなかったと思う。しかし、その頃はギャンブルに依存していて、仕事が終わるとパチンコ店に行くという日々を送っていた。借金こそなかったが、貯金は出来ず、イライラすることも多かった。大きく負けた時はギャンブルなんてやめてやろうと決意するが、翌月給料が入るとやってしまい、勝つとギャンブルで生計立てられるんじゃないかという自惚れが始まる。

23歳の時に引っ越したことをきっかけに、節約しないと一人暮らしを継続することが出来ない状況になったことで足を洗うことになった。それでも半年から一年位は打ちたくてしょうがない衝動にかられるもお金がないので、パチンコ店には行くものの打たずに帰るを繰り返した。

暇になった時間を本を読んだり、ネットサーフィンするようになった。たまに、ゲームセンターに行ってパチンコをすることはあったが換金できないのでそんなにハマらなかった。

機会飲酒から毎日の飲酒に移行したきっかけのひとつに、パチンコで言えば大当たりを引いた時のドーパミンが出たような気分をお酒を通して味わいたかったのかもしれない。しかも、パチンコと比較すると1日あたりのお金が安くて当たりが来なくてイライラすることもないという安心感もあることに気づいたから、ハマらない理由はなかった。

ギャンブルと飲酒の共通点として、大当たりを引くのと酔っぱらった時の脳に及ぼす作用が似ていて、依存性が強い。厄介なのは、ギャンブルならより連チャンする、お酒ならより多く飲まないとドーパミンが出ないといった耐性ができてしまうことだ。

そのおかげで、ギャンブル出来ない時やお酒が飲めない時のつまらなさややる気のなさ、まるでうつ病にでもなったようなメンタル面の不調が、お酒をやめるまで続いていたが、それが大人なのかななんて思い込んでいた。