断酒214日目 もう大丈夫だろうが地獄の始まり
最後に飲酒してからどのくらいの日々がたっただろうか。飲まないことが日常で、飲みたいとは思わない。
断酒してから現在にいたるまで激しい飲酒欲求はなく経過した。のまなくなって心身共に健康状態が向上して、本当に良かったなぁと実感している。
心のどこかで、たとえ一杯飲んだとしても大丈夫なんじゃないかという自分がいる。だからといって飲もうとは思わないが、そんな自分がいる。
時々ささやかな一杯として、ノンアルコールビールを買って家で飲んでいる。ゴクゴクとのどごしを楽しんでいる。これが意外と飲めてしまう。1~1.5Lは軽く飲めてしまう。友人と居酒屋に行くときもノンアルコールビールを頼むのだが5本は軽くいけてしまう。瓶からグラスにいちいち注ぐのが面倒に感じるし、瓶の量も350mlなので中瓶や大瓶あるいはジョッキで提供してもらえると楽だなぁと感じるほどだ。
ふと思うのが、周囲からみたらアルコール解禁。自分側から言ったら『一杯くらいなら』という断酒終了の時。『プハー🍺😆✨懐かしい』というセリフを吐き、2杯3杯…7、8杯位はいくでしょう。それで、気分ハイのまま家路につく。翌日は身体が思い。気分は憂鬱で朝が始まり。『あーあー飲んじゃった。ドンマイ自分』と慰める。多分、2~3日後にちょっとくらいなら大丈夫とビール3缶買って家で飲む。それから一週間後には元の飲んだくれ生活に戻っているでしょう。
飲んだくれ生活に戻った時に、よくもまあ半年以上も断酒できたなぁと自分を称える。酔っ払って笑っていることでしょう。そして、自分は本気になりさえすれば、断酒なんかいつでもできると。
お酒の心身に及ぼす影響と洗脳についての知識があったとしても、簡単に飲んだくれに戻ってしまう自分をシュミレートしてみた。
断酒しても、一度も飲酒したことのない人になってはいないということ。下戸でお酒が飲めない人との明確な違いがここにある。その事を肝に命じて、断酒ライフを豊かに過ごそうと思う。