断酒225日目 目先の得は後に大損になる
安物の銭失いというのはやっぱり本当だ。
世の中は超少子高齢社会で経済はじり貧で、将来を少しでも生活水準を落とさないために、節約は欠かせない。
用途だけを考えたら、びっくりするほど安くあるいはタダ同然で手に入れる事だってできる。しかも、コストパフォーマンスに優れたサービスやモノはいくらでもある。
ところが、コストパフォーマンスだけを優先すると、しょうもないところでお金や時間を無駄遣いをして、健康を害することがある。
お酒なんかは格好のネタだ。ほんの数百円、いや4Lの焼酎ボトルを買えば、コップ1杯あたりほぼタダ同然で酔うことができる。
脳の抑制機能が解除されて、リミッターが外れ多幸感を感じる。それもほぼタダ同然で高級な違法薬物を使用しなくても期待される作用が得られる。ただし、一時的に。
いつからだろう、目先の得を追いかけてしまうのは。
いつからだろう、結局は自分さえよければという考え方。
段々と、思考が貧困になっていくのがわかるし、続けると何も感じなくなる。いつの間にそんなに神経をすり減らしたのだろうか?
本当は余計などうでも良いことはしたくはないのである。でも、そうなってしまったのは、つまらない目先の損得にとらわれすぎていたのだ。
こんな思考もお酒の依存に一役買っていたのではないかと勘ぐってしまう。
安物の銭失いの意味を身をもって理解する。自分の気持ちを大切にして行動につなげてみることが実は大事なんじゃないかと思う。