断酒136日目 糧となるもの
飲酒をしていた頃は、「お酒はささやかな楽しみ」とか、「この一杯のために今日一日頑張ろう」という目の前の餌を食べるためにやる気が出ないけど、頑張ろうと行動していたと思う。
そもそもやる気が出ない減員の一つに飲酒だということに気付いていなかった。
そして、お酒を飲むことをモチベーションとするのは短期的には効果があるかもしれないが、長続きはしない。
自分の人生をどうしたいのかと考えたときに、お酒を飲むためというのは違うと思う。でも、TVでホームレスの人が缶拾いをして得たお金をお酒やタバコのために使うというのをみて、以前の自分だったら共感できた。
自分のためにだけにお金や労力を使う行為は決して間違った行動ではないと思うが、そこで完結してしまい発展がない。
少なからず働いたり、家族を持つと、誰かのために行動するがあり、そのなかで自分の役割を果たすとか達成感を味わう体験をする。
人に対して行った行動が糧になって、人生頑張れちゃうところがあったりするのかなと思う。
それは、ささやかな楽しみのためのお酒よりも大きなものだと思う。