断酒して良かった

元毎晩多量飲酒していましたが、お酒に起因した失敗、心身の不健康、時間の浪費と人生これで良いのかという疑問から、断酒始めました。断酒の継続の目的でブログをはじました。禁酒に興味を持たれている方や禁酒をしている仲間の方が読んでいただけたら幸いです。

断酒96日目 お酒と社会生活

今日は研修で、老年期の精神障害についての講義を受けた。

内容は、基本的に老化によってあらゆる臓器の萎縮と機能低下する。それに加えて、退職など役割や立場の喪失、身近な人との死別など人間関係の喪失など、心理社会的な喪失体験がある。精神疾患と社会的背景を踏まえてどうかかわっていくかついて学んだ。

これからの人生を考えた時に、当然自分が誰かに必要とされたり、納得のいくような生き方をしたいなと思う。出来れば、人の迷惑をかけたくはない。

人生、自分の思うように事が運ばす、不満や孤独感を感じる事は多々ある。今後自分がどうなっちゃうかなんて分からない。漠然としているが、そうした負の感情をお酒で解消しようとしていたところがあった。

お酒を飲んだ薬物効果で、負の感情が一時的に消失し、陽気になる。ただそれは、根本の問題を解決したわけではなく、先伸ばししただけ。酔いから覚めると、負の感情が倍増する。

こうして、自分の生活習慣を変えずズルズル年を重ねていった時に、どんな生活が待っているのかどうか。

生活習慣を変えるのなら、若ければ若いほど自分で修正ができる。しかも、より大きな効果が期待できる。

自分はお酒をズルズル飲み続けて、負の感情を積み重ねてしまう生き方したくないから、見切り発車で断酒をした。断酒し続けることに自信はあまりない。でも断酒に対しての知識を深め、実践して得られた効果を実感できていることによって続けられている。

これからやりたいことに比べたら、断酒は手段の一つにしか過ぎない。でも、できている自分に対しての肯定感が思いの外あるのが断酒して良かったなと思っている。