断酒138日目 孤立と癒し
朝の番組で大人の発達障害の特集をやっていた。
そもそも発達障害の線引きは曖昧で、全くの定型発達の方もいれば大なり小なり発達障害の傾向にある人もいる。
発達障害を持った大人はもともと昔からあったはずで、人とのコミュニケーションが苦手でも不器用な人と捉えられて周りがフォローして上手くいっていたケースもあったと思う。
逆に、社会生活を営む上で自分が傷付いてしまい、うつになって引きこもる人を周囲は怠けているとか、我慢が足りないとかと捉える人も多くいたと思う。
実際にこうしてメディアなどで、発達障害を特集して認知はされてきているが、本当の意味での理解とか対処は難しい。
そもそもうつと診断された人ってどんなイメージだろうか?
引きこもって、あまりしゃべらず、感情表現が乏しいというイメージをもっていた。
しかし、自分が知っているうつと診断された方は、むしろよくしゃべる。しかし、その反面自分に関心を向けてほしい、なんで分かってくれないのといった、かまってほしい感が強く、結果嫌われちゃうキャラクターとしての印象が強くある。話を聞こうとすればするほどどんどん要求が拡大する。冷たい言い方にはなるが、ここまではできるけど、これ以上はできませんというラインを引かないと、自分たちの方が潰れてしまう。
こうして、自分のことを理解してくれる人がいない→孤立→癒されたい→依存対象を無意識に求める(人、薬物、行為、宗教など)
アルコールも依存対象となり、あっという間に多量飲酒に至り、身体・精神問題から家族社会問題へと発展する。
単にアルコールをやめれば、一時的には問題は解決するが、根本の孤立感と癒されたいという気持ちの問題とどう向き合い、どのように行動していくことがいいのか?
じっくりと考えていきたいテーマである。