断酒187日目 お酒は容易に一線を越えてしまう
お酒を飲んだときに、よく飲んだ勢いでとやらかしてしまったと言い訳をした。飲んだときに、やってはいけない事がそんなに大したことがあるのかという感覚になることがよくあった。
例えば、本人に悪口を直接言う。もちろん冗談半分のつもりなのだが、言われた方としては気分は良くない。すぐに謝ればまだ良いのだが、言い返されてまた言い返したり、態度に出したりし、エスカレートする。そうすると、手を出した喧嘩に発展する。
他にも、素面なら絶対に行動化しないことをやってしまう。
このように、お酒を飲んで酔っぱらうことで抑制が効かなくなり、行動化してしまう。
大抵の普通のお酒飲みの方は、常識と言われる範囲の中でお酒を飲んで問題なく過ごす事が出来ている。
そんな普通のお酒飲みの人や飲まない人に、『酒乱』というレッテルを貼られる。
昨今の飲酒運転しかり、学生の泥酔による生死に関わる事故もたくさん起きている。それだけお酒をひとたび飲んでしまうと、素面ではあり得ない一線を簡単に越えてしまう。だから、お酒は本当に幸福をもたらす飲み物かと疑問に思って断酒するのか。あるいは、疑問に思わず、自分は大丈夫と思って飲み続けるのか、日本では今のところ個人の判断に委ねられている。