断酒292日目 拠り所を求める
思えば一年前まで、お酒を睡眠導入剤のように飲んでいた節がある。お酒を飲むと眠気を誘い、気持ちよく床につくと当時は思っていた。
逆にいえば、眠ることに対して楽しい感情はなく、『寝なきゃ』という義務感のような脅迫めいたものがあったと思う。
睡眠は生理的欲求の一つ。本来なら『寝なきゃ』ではなく『眠ーい』である。欲求を満たすことで、より高次の欲求を求めることが出来る。
お酒自体にも問題があるかもしれないが、やりたいことをやっていない事が結果的に、心身に支障をきたしてのお酒に拠り所を求めたのかもしれない。