断酒301日目 飲酒の経験は有益なものだったか?
断酒スタート前から何度か、節酒を試みたが、結局は一度手をつけると、これまで通り毎日たくさん飲んでしまう繰り返しだったので、上手くいかなくて当然と思って始めた。しかし、いい加減やめたかった気持ちだけは本気だった。
始めて、1ヶ月はクリア出来るかなと思ったが、お酒が飲めないというフラストレーションがあってか、イライラしやすい場面が多々あって、その時は気付かなかったけれど、今思えばそうだったのかなと。それでも、断酒して、身体的には調子が良くなったなと実感はでき、例えば朝から調子が良いとか、暴食も減って増加傾向だった体重も改善がみられた。
断酒3ヶ月が経過して、精神的に落ち着いてきた。今まで飲み交わしていた友人と会うときも、飲まないキャラとして定着し始めた。そのことがより断酒の後押しになったと思う。
断酒半年になると、このまま続けられそうだなという感覚が芽生える。自分はお酒をやめたと公言はすることはあるが基本最小限に留め、飲みたい人はどうぞというスタンス。
今、あと2ヶ月程で1年を達成するところまできている。
飲酒の経験が自分の人生において有益なものだったかと言われたら、ノーかなと思う。初めての飲酒で楽しい思い出があるのは、お酒じゃなくて、それまでの人間関係の中で築かれたプロセスがあっての事に尽きる。
やっぱり、戻れるのであれば、お酒を一度も飲まない人生を経験したかったかなと思うこともある。しかし、失敗したからこそ真面目に人生を考えて行動に移す原動力にはなっているのではないか。ただ飲酒期間は短いに越したことはないと思う。失った◯◯年ではないが、飲酒でかなりの人生ロスはあったと思う。
ここでああだこうだ言ったところで何も変わらないので、これからどうしたい。それに向けて何を行動していくかが大事だと思っている。