断酒66日目 飲酒で積極的にひとに関われる件について

お酒を飲むことで恐怖心がマヒする事で、普段話さない人に話しかけることができるということ。一見積極的に行動できるって良いことのように思える。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ということわざが古くからある。成功するためにはある程度のリスクは必要である。しかし、恐怖心とは死ぬかもしれない、若しくはケガをするかもしれないから回避行動に出るのは自分が生き残るために神様が与えてくれた一種の能力だ。

恐怖心という能力を飲酒によってマヒさせて危険な事を危険だと感じなくなるということはそれってイイコトなの？という疑問である。

本当の意味での成功をおさめるプロセスは、恐怖心を感じながら、作戦を練って行動することが大事だと思う。飲酒して、勢いだけで行動することは、結果として、たまたま上手くいくこともあるかもしれないが、長い目でみたときに自分の成長にも繋がらないし、相手もはた迷惑と捉えることのほうが多いのではないか。

お酒を飲まなきゃ行動できないなんていうのは、ただの言い訳で、物事の本質から目を背け続ける行為ではないかと、十数年飲酒に依存していた私に対してもったいないことをしていたなと思う。