断酒152日目 タダほど怖いものはない
最近、ケータイの無料アプリゲームにハマっていた。無料だからお試しでやってみてつまらなければやめようという気軽さより、容易く入り口を通過する。
無料でガチャをまわして、レアキャラがある程度の確率で出現して、強くしていく。途中でプレイヤー同士で仲間になってミッションクリアするたびに豪華な特典が与えられる。
ある程度は無料で楽しめる。しかし、あるレベルに達すると急成長は望めなく、最下位ランクあたりを云ったり来たりと劣等感を感じる。
そこで、課金して、レベルアップして、仲間間で戦力として認められたり、周りから全貌の眼差しを受けて優越感に浸れるのだ。しかし、それは束の間で、ちょっとでもゲームを休むとランキングが下がり維持するために追加出資と時間が必要となる。
しかも、それに費やした時間とお金は実生活の中ではあまりプラスになることは少なく、健康・信用・お金・時間を失い、ハイリスクローリターンなことであることに気付く。
これはお酒でもある意味似ている。例えば、会社の忘年会は料金がタダでも、たくさん飲んで気分が良くなって二次会、三次会に参加して、終電が無くなりタクシーでご帰宅でお金が思いの外かかる。家族がいる場合は迷惑がかかる。翌日は二日酔いで、仕事がある場合は遅刻・生産性が下がるなど信用問題に関わる。
依存の対象のものの本質は何なのか見極めて、自分は本当に望んでいるのかを吟味した上で決めることが大事だなと思った。