断酒して良かった

元毎晩多量飲酒していましたが、お酒に起因した失敗、心身の不健康、時間の浪費と人生これで良いのかという疑問から、断酒始めました。断酒の継続の目的でブログをはじました。禁酒に興味を持たれている方や禁酒をしている仲間の方が読んでいただけたら幸いです。

断酒211日目 医療機関に頼らずに断酒継続できている

お酒を絶対にやめるという覚悟ができたときに、医療機関を頼らないと断酒前は信じていた。しかし、お酒をやめるために一度も医療機関の門を叩く事はなかった。

理由としては、薬は極力飲みたくないからである。経口薬は肝臓で代謝されるので、たくさん服用あるいは長い間服用すると肝機能障害のリスクがある。ほかにも、薬はあくまで対処療法であり、原因そのものに効いている訳ではないので、極論すると治癒しないのではという疑問にたどり着く。

アルコール依存性の治療法として、急性期では激しい離脱症状があるときにアルコールを遮断し、その後は退院して、通院や集団療法などのリハビリを行って回復していくといった大まかな流れがある。

このような常識があったので、本を読んだだけで断酒出来るなんて半信半疑なところはあった。そんなに簡単にお金や労力をかけずにできるなんて、そんな甘い話なんてあるものかとも思った。

そんな失敗してもともとという気軽な気持ちで、アレン・カー著書の禁酒セラピーを購入して読むに至った。

何冊も読むのではなく一冊の本を丁寧にゆっくりと読んでいくことで、理解が深まり、読んでいて面白かった。そしてワクワクしながら読み進めていった。自分が常識だと思っていたのが実は色んな仕掛けがあって見事に騙されていたんだと素直に認めた。そうすると、あっさりとお酒を飲みたいとは思わなくなり、、飲まなくても大丈夫だった。こんなに単純に解決できたなんて。

とは言え、お酒を飲んでいる人にすごいねとは言われた事はない。むしろ、飲める身体なのに、金輪際飲まないってこと?楽しみを手放して良いの的な感じで捉えられている。

まわりにはこのような考え方の人が多くいて、断酒の良さを語り合うなんてことは夢のまた夢みたいな感じである。だから、断酒コミュニティサイトがあるっていうのは本当に良い時代になったなと感謝している。