断酒して良かった

元毎晩多量飲酒していましたが、お酒に起因した失敗、心身の不健康、時間の浪費と人生これで良いのかという疑問から、断酒始めました。断酒の継続の目的でブログをはじました。禁酒に興味を持たれている方や禁酒をしている仲間の方が読んでいただけたら幸いです。

断酒97日目 断酒の発想がなかった20代

20代の頃は何度か多量飲酒による失敗を何度も繰り返した。

最初は22歳の時に、学生時代の飲み会で生ビールを数杯飲んだあと、冷酒をグビグビ3合くらい飲んで、生ビールを飲んでいるときに、吐き気が来る前に上がって来て、我慢出来ずその場で嘔吐。その後もう一度吐いて、意識はしっかりしていたが、自分の家まで一人付き添ってくれた。恥ずかしくて、情けないと思った。後日、飲んでも飲まれるなとお叱りを受けた。今度からは飲み過ぎないようにしようと自分自身に誓った。

次は23歳の夏に、新宿で友達の舞台を見に行ったあとの打ち上げで泡盛のストレートをプラスチックコップ4杯立て続けにグビグビ飲んだ。1時間もしないうちに気分が悪くなり、トイレに行って嘔吐。吐いても気分の悪さは消えず。23時位に友達と電車に乗ろうとしたが、多分乗ったら吐くと思ったので、友達に先帰っててと伝えて別れる。自分はベンチに腰かけて寝る。ちょっと寝たかな位の時にトントン肩を叩かれると駅員さんが「終電終わりましたよ」と言われるので、駅の外に出る。まだ、気分が悪く猛烈に眠いので新宿駅の広場でそのまま寝てしまった。

5時位に目が覚めて、まだ気分が悪かったが、ふとズボンのポケットを、確認すると財布がない。ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァどんなに探し回ってもなかったので、とりあえず交番に行って届け出を出して、駅に行って事情を説明して、切符を購入できた。あとで新宿駅から財布が見つかったと連絡があり、現金とバスカードは抜かれていたが、キャッシュカードは無事だったのでホッとした。この時も、お酒をやめようという発想は一切なかった。

24歳の時にはキャバクラに行って調子乗って鏡月のボトルを1本以上飲んで気分最高だったが、友達の家に泊まった時に耐えられず洗面所で嘔吐。

29歳の時に友達の家でお酒を飲んで喧嘩に発展し、最後は殴られ、以後絶交状態。

今思えば20代の出来事のいずれであっても、あのときにやめておけばなぁと思う事はある。でも、その当時は、精神論でなんとかしようとその場では決意したがそんなんで何も変わらなかった。

20代の時点で、節酒なんて出来っこないってことが、見事に証明されていた。きっと、断酒なんてアルコール依存性で社会生活がままならない人で、自分には関係のないものだと思っていたのだろう。また、アルコールは人生の潤滑油で、プラスになるものだと本気で思っていたというか洗脳されていたと思う。

タラレバになってしまうが、20代の早い時期に断酒できたらという後悔も無くはない。しかし、それは現実的ではない。

それでも、今断酒できてそのよさに気付けたからこそ考えられるのかなと思う。