お酒と私
これまで、ブログのタイトルに断酒日数を入れていたが、それによって断酒し続けるモチベーションに繋がっているわけでも、お酒に手を出しそうということも無さそうなので、たま~に気まぐれで入れようかなと考えている。
さて、昨今新型コロナウイルスの感染急増に伴い、医療危機に瀕して、我が国でも緊急事態宣言が始まり、不要不急の外出自粛、3密の徹底がよりいっそう国民が一丸となって取り組んでいくこととなった。
そんな最中、『お酒と私』
酒飲みの頃の私だったら、今頃は巣籠もり生活しながら、飲んだくれでいたことだろう。正直、娯楽らしい娯楽は著しく減った。お酒でも飲んでないとやってけない。テレビに出てくる芸能人の中には毎日のように家飲みをして、酒量がここんところ増えているなんていうエピソードも耳にする。
また、コロナウイルスによる収入減少で、夫婦同士がお酒の場での口論からのトラブルで死に至ったケースはただただやるせない。
確かに収入減少は深刻な問題出し、先行きの見えない不安から、一時でも忘れたり、酔いによって楽しい気持ちになりたいというのは分からなくもない。
ただ、自分の経験上、酔うと抑制が困難になる。他人から自分の触れられたくないことを言われると、例え建設的な内容であっても、感情には負けてしまい余計な事を言い返したり、暴力という形でやり返したりするあるいはトラブルに発展して、相手との関係に大きな溝を作ったりと要らんことが起こりやすくなる。
断酒して、約1年半程度となるが、こんな状況になってもお酒を飲もうとは思わない。仕事は辞めずに続けられているし、自分なりに社会生活は遅れている、それなりに社会に貢献は出来ているかなとは思っている。
もちろんお酒を飲んでいる人だって素晴らしい人はいっぱいいるし、やめろなんて言うつもりはない。
先日コロナウイルスによりお亡くなりになった志村けんさんは、私にとっての笑いにおいて神様のような存在だし、彼にとってお酒は必要なものであったと思っている。
たまたま私にとっては今となってはお酒は必要ではなかった。ただそれだけ。