断酒1年56日目 依存性だったのかな
今ではすっかりお酒とは縁のない日常。
断酒前は当たり前のように、酔っぱらうまでたくさんアルコールを注入していた日々。美味しいからという理由でストロング酎ハイを飲んでいたわけではないのは、酔って一時的にネガティブな感情を忘れたかったからにちがいない。診断を受けた訳ではないが依存性或いは危険飲酒の水域には達していたと思う。
取り返しのつかない前にやめられて、人生を取り返すかのように日々を過ごしている。
言い訳はいくらでもできる。ただ、やめるという行動の1回は100回の言い訳よりも尊いと今は思う。
断酒1年49日目 1年前の断酒イライラ期
ちょうど1年前のこと。、断酒して、2ヵ月経つまでは、飲みたいという欲求は表面化しなかったが、お酒の席でイライラはしやすかった。
今思えば断酒イライラ期とでも言うのでしょうか。
お酒のCMみると楽しそうだなぁ、でも実際に飲んだら楽しくもないし、悪酔いするのが分かっていたが、何か未練たらしいものがあったように思える。
その気持ちが、時が解決したのか、何度もフィードバックしたお陰なのかはわからないが、お酒に関して過剰な反応はしなくなった。
断酒して、1年たったが、周囲の環境は変わっていない。相変わらず、お店に行くと、アルコール類がずらりとラインナップされている。お酒飲みの人は相変わらず飲む量や頻度は変わらず、節酒と口にはしているが結局は守れず。
自分は車の運転で泊まりの遠距離に行っても、飲むことを考えなくていいから、自由度が増したかなと思う。朝の体調不良もないし、余計なケアをする必要がない。なんで飲んでいたのかなと思える。
断酒1年42日目 新年スタート
新年がスタートした。
去年1年間断酒達成できた。
おそらく、一杯位飲んでも大丈夫だろうと思って、口にしない限りは飲まないと思う。そもそも、それをスリップ体験と呼ばれるものであると思うが…。
自分が当初ブログを書いた目的はスリップ予防と、自分より後で断酒を始めた人のために微力ながら書き綴った。目的は完全に達成したわけではないが、断酒のメリットと飲酒のデメリットについての自分の体験談についてはある程度気のすむまで技術として載せたと思っている。
なので、断酒ブログは一旦終了してもいいかなと思う部分はある。しかし、他の方の断酒ブログを読むと、断酒自体の記事を載せるというよりは、今自分が興味のあることや、取り組んでいることを中心に書いているものもたくさんあることに気づく。断酒を1年過ぎた自分はこんなことやってます的な事を好きに書き記して、たまに断酒に関することを入れつつやっていこうかなと思う。
断酒1年35日目 初の年間完全断酒達成
明日で本年が終わる。
年間通して初の断酒が達成となる見込み。
とはいえ、特に努力したとか、頑張ったという自覚はない。
逆に何で今まで飲酒をしていたのだろう。なんであんなに酔いを求めていたのだろう。これが、薬物の怖さなのかなぁと思う。『うー酔いてー』みたいな中毒症状が当時はあったと感じている。
お酒という薬物を摂取しなくなって、酔う状態が一切なくなった。断酒してから、ある種の寂しさを感じることはしばしばあるが、だからといって、口にするどころか、購入することもないし、グラスに注ぐこともしたことはない。
ただ元酒飲みということがあってか、大抵のお酒の味やピッチ、酔いの感覚は覚えている。その反面、時間の経過が長く感じて、まだ一次会終わらないんだと思うことはある。
一番大きく考えが変わったのは、お酒がささやかな楽しみというのはまやかしだったということ。
お酒を飲まない生活は全くつまらないどころか、好きなことが、やれると元気になる。
タイトルで、年間断酒達成と掲げているが、自分の生きたい人生を歩めたら幸せだなと思う。
今年一年、心身ともに去年と比較したらいい一年だったと思う。
断酒1年21日目 コスパ重視で失ったもの
断酒する前、『飲み放題』『ストロングチューハイ』『ハッピーアワー』などのいかに安く、至福の時間を過ごすかと考えただけでワクワクしていた自分がいた。
①飲み放題
最初の30分で中ジョッキで3杯は注文してゴクゴク飲み干す。『ああ、至福の時間が始まった。ふわふわして気持ちいい』とこれから続く酔いの時間を味わう。
②ストロングチューハイ
コンビニかスーパーなどの量販店で、過不足がないように購入する。おつまみも入れて2000円程度で至福の時間を過ごせると思うと満足感を得ながら、家路に着く。家に着いて、グラスに氷をたっぷり入れて、プシュー、トクトクトク、ゴクゴク、ウッウッウッ。ふぅー。
気付くと2つのロング缶は空っぽに。
③ハッピーアワー
平日の夜勤明けで次の日休みか、平日の連休中の次の日休みの時に、一人でハッピーアワーの時間にお店に入る。一人でお店に入るのは恥ずかしい気持ちがあるが、19時までドリンク半額なので1時間の間にジョッキ5杯は注文する。家飲みと違い非日常感を味わう。19時になるとまだ飲める気持ちがあるが、会計を済ませ、家で飲みなおす。
以上が、お得にお酒を飲んで至福の時間を過ごしていた、飲酒時代の私。
お酒に対してのコストパフォーマンスは、私にとって旅行に行くとか、ドライブに行くのと同等の満足感を得られていると信じていた。つまり、お酒は、旅行やドライブと比較して安く満足感が得られるもと認識していた。
さて、お酒の効用といえば、以上の体験になるが、そのあとの経過は、大体同じだ。
最初の30分から1時間はハイペースに飲み、足りないと思った30分後に酔いが回る。それからトイレに行く回数が増える。目と耳から情報は入るが、右から左へ流れる。人と一緒にいるときは、適当に相槌を打ったり、愛想笑いをする。一人で飲んでいるときは、TVかネットサーフィンして過ごす。そして、いつの間にか眠くなる。
そして、
朝
カラダが重い。気持ち悪い。気分が落ち込んでいる。
お酒を飲むのをやめて、飲んで30分から1時間後の気分高揚やワクワク感みたいなものは意図的には失くなった。しかし、現在新しい試みを始めるようになり、体験を通してのワクワク感を味わうことが時々ある。
ここで思ったこと。
①お酒という薬物作用によって、強制的に快感物質を出させ、枯渇してしまうと、飲む前よりも、気分の値がマイナスになり、至福の飲み物というよりは、不幸を味わう劇物ではないかと思ってしまう。
②もともと、人間は好奇心のある生き物なので、行動し続けると自然にワクワク感を得られることが可能なのではないか。ただ、お酒によって、偽りのワクワク感を何の行動もなしに得られて、それに依存して、新しい体験をしようとしなくなる。
③お酒は飲めば飲むほど身体や心を蝕み、社会生活を脅かすリスクしかない薬物なのに、ハマってしまうところがミソなのかな。
極論すると、お酒がタダだったら人生得なのか?
この続きはいつか。
断酒1年14日目 ポジティブな飲酒会?
先日、職場の同僚同士で飲み会を行った。
一次会は焼き肉で飲み放題。
自分は素面だったのであまり気にしなかったが、頼んだドリンクが届くのに時間がかかって、不満を漏らす酒飲み同僚。話の内容は仕事のどうでもいいような愚痴や前回の飲み会での失態の暴露話。自分はあまり喋らずゆっくりと食べ進める。焼き肉はやる作業があるからか、時間は比較的進むのが早く感じる。とは言っても、お酒を飲んでいた頃と比べると時間が過ぎるのは長く感じる。
大きな混乱もなく、2次会へ。
お酒を飲んでない1人の同僚は車でご帰宅。
残りのメンバーは自分の車に同乗し、駅前まで移動する。
2次会。キャッチのお姉さんが紹介する居酒屋に入る。1人1品オーダー制。ドリンクは飲み放題でおつまみはやや高め。味はいまいち。
肝心の内容だが、一人は酔っぱらって、店員に支離滅裂な注文を言い始めて、同僚が止める。他にも…特に実りのある会話はあまりなかったかな。
ポジティブな飲酒会…。集まるメンバーにもよるだろうが、職場の同僚同士ならこんなものだろうと毎回思う。あまりにも不毛な内容なので具体的な内容は割愛させていただく。
断酒1年9日目 飲み会サボりたい
職場の男子同僚と明日飲み会がある。
正直なところサボりたい。
当然自分は飲まないので車を運転することになるのだが、好きでもない酔っ払いを車に乗せる事を想像すると、あまりいい心地はしない。
あとは、休みの日に仕事の愚痴話をするのは、会費と時間の無駄に感じる。
それはあまりにももったいなさ過ぎるので、予防線をはりつつ、お互いにとって少しでも有意義な時間を過ごせたら良いと思う。
断酒1年7日目 忘年会というイベントについて
断酒して1年が経ち、飲酒欲求も皆無の生活。
もう12月を目の前にし、忘年会シーズン突入となるが、どこか他人事に感じる。
『今年は◯回忘年会に誘われて参加したよ』と自慢のように語った過去もあったが、どうしても会って話をしたい人でなければ行きたいとは思わなくなった。
つまり、飲酒時は酔いたかっただけのこと。イベントと称して、多量に飲酒したが内用はよく覚えていない。特にここ数年は楽しい飲み会だったと思うことがあんまりなかった。
誘われればほぼ参加。のんでいる時だけ楽しい気分にはなっていた。飲む前は、テンションが低い。解散後徐々に寂しくなり、朝目覚めると、気分が落ち込み、からだが重い。一体何がしたかったのか自分の人生。
断酒してからは、酔うことはないから、記憶が鮮明に覚えている。何が良くて、何がつまらないかはっきりして、会に参加するか、しないか選択できるようになってきた。
もちろん、『途中で帰りやがった』と言われることもあるが、クッション言葉を添えて、関係がギスギスすることはここ一年あまりないかなぁと思っている。
一度しかない人生をお酒に左右されずに主体的に行動できたら、新しい何かがみえて来るのかなと信じている。
断酒1年0日目 適正飲酒は拷問
今日で最後に飲酒してから丸一年が経った。
最初は勢いで始めた断酒が、月日をたつごとに心境の変化を感じながら本日に至った。
最近思うお酒の怖さは飲酒運転だ。
私は去年車を購入したが、それまでは基本運転はしなかった。そのため、アルコールに制限をかけることはなかった。
それが今ではほぼ毎日車を運転している。
もし、スリップしたら、満足するくらいの程度飲むだろう。そうなると、翌朝はアルコールが完全には抜けきっていない状態で、車を運転するだろうと思う。
しかも、厄介なのは、最後にお酒を飲んだのが昨日の24時前だとして、朝起きて二日酔いの症状がでなければあまり考えずに、車をちょっと運転するくらい別に良いと思ってしまうことが在り得るのである。
アルコールが分解されて元に戻るまでの時間が、こんなにもかかるとは思いもしなかった。逆に翌日通勤で問題なく運転できるレベルのアルコール量を計算したら、ビールジョッキー2~3杯というところか。
これは拷問である。適正飲酒は拷問である。ならば、お酒をやめればそんな心配も要らないし、楽なのだ。
これが、私の飲酒に対しての結論である。
ちなみに1年間でブログが220記事。塵も積もれば…である。
断酒357日目 お酒飲んで良かった?
お酒は人間関係を築いていく上で有効なことだと当初は信じて疑わなかった。
ところが、お酒を飲み過ぎて要らんことをして反感を買ったり、人間関係にヒビが入ったことも多く本当にお酒を飲んで良かったのかなと疑問に感じることもしばしば。
このブログは断酒して良かったことを記事に書いている。逆にお酒を飲んで良かったを検索してみようとしたが、断酒のメリットばかりで、ある考えが浮かんだ。
お酒を飲むことはメリットがないのに、なんで成人国民の約半数はお酒を飲んでいるのだろうと。
結論としては、みんなが飲んでいるから、ではないか?日本という国は島国で、村社会という文化がある。みんなと同じ行動を取れば、人生なんとかなるという思い込みが、確信へと変わっていったとしたら。
しかし、近年の研究の成果により、これまで常識だと思っていたことが実は間違っていたということが次々と明るみになる。
飲み会に関しても、駆けつけ3杯なんてハラスメントになるし、ビールで乾杯もなくなり、最初からソフトドリンクでもノリが悪いなんて思われなくなっている。
あと1週間後に断酒して1年を迎えることとなる。
断酒350日目 飲酒=浮気?
お酒を飲み始めてからやめるまで、思い返してみると、浮気に非常に似たような感覚がある。
決してお酒は本命ではないということ。
本命ではないのに、本命よりも時間と労力を注ぎ込んでしまい、後悔をする。
お酒を人生における本命だと覚悟を決めて飲むならきっと後悔はしないかもしれない。
断酒343日目 適正飲酒を捨てられなかった思考
最後の飲酒は去年の11月。
何度も節酒を試みたが、それまで通りに飲んでしまう繰り返し。
お酒に支配されない生活を望んでいたことは確かだ。なのに、適正飲酒はしたいという思いは捨てきれることはできなかった。
人生においての優先順位=覚悟
これがなぁなぁになっていたから、どっち付かず。
①お酒に支配されたくない。
②これまで通りお酒の席に参加して、ノリのわるい奴とは思われたくない。
③一度飲むと、気持ちがほっとして癒される。
④飲み過ぎは良くないが、適正量なら続けても問題ないだろう。
⑤自分なら努力さえすれば適正飲酒ができるはず。
以上のような思考が捨てきれず、また適正飲酒なんてできるはずもなく。心身ともに徐々に悪循環に陥っていく日々。
これが、自分が望んでいることなら良い。
余計な思考のために、やりたいことは後回しに。結局後悔。
そんな日々の行動を振り返って、断酒に至った。
断酒して失ったこと。
①飲み会参加が減った。
②ノリの悪い奴と一部の人に言われる。
以上。
確かにお酒がらみで、仲良くさせてもらった人との付き合いに変化は生じた。逆に言えば、お酒の力がないと、そうだったんだと早く気付けて良かったと思う。
一方で、断酒して良かったことはたくさんある。これまでの記事でいっぱい書いてきたので割愛する。
一番は、そんなに自分にとって優先順位の高くないことが捨てきれず、一番やりたいことをやらなかったことが最大の後悔だ。
お酒か一番悪いというわけではなく、自分の思考が惰性に流されて今日まで至ったのかなと思う。
断酒337日目 お酒を知らなかった頃に戻ったら何かを取り戻せると思っていたかも
断酒をしたきっかけは、飲んでやらかして、心身ともに疲れきっていた自分が嫌でたまらなく、藁にもすがる思いがあった。
実際に断酒を始めると、飲んでいた頃の心身の不快感は徐々に減ってゆき、やめて良かったなぁと3ヶ月目位までは思っていた。そして、ブログも次から次へと書き記したいことが溢れて、連日欠かさず投稿していた。
4ヶ月目以降は飲まないのも当たり前となり、ブログは毎日書いていたものの、書くことが目的みたいな感じになっていることが多く、ネタを探すためにネットサーフィンすることもしばしば。せっかくお酒をやめて貴重な時間を得たはずなのにという思いがどこかで霞めていた。
半年以降はブログを毎日書いていると思えば、ぷっつりと途切れることもあったり。それでも、ネタを探すことは減り書きたいことを書くようにはしていたと思う。
ここ1ヶ月はブログは一週間おきに書くペースで試してみた。やってみて、無理なくやれる感じだなと。
断酒に関しては、お酒を知らなかった頃の自分の環境で毎日を過ごしたいなと思っている。時代的には、今ほどインターネットが発達しておらず、電車とか乗っていても手持ち無沙汰感があって時間が長く感じた頃に戻りたいというか、ゆとりを持って過ごしたいなと思って実行に移している最中だ。
休みの日にスマートフォンをほとんどいじらない日とずっといじっていた日を過ごしてみた。その結果、充実感と疲労度、時間の過ぎ行く感じがまったく違って感じた。
いかに惰性で日常を過ごしていたかも、痛感した。そして、惰性をやめてそれがまだ定着していないことから、依存からの脱却ってなかなかでごわいものだなと思う。
また、一週間続けてみていこうとは思う。
断酒330日目 あと約1ヶ月で断酒一年
最後にお酒を飲んだのが去年の11月23日。日数計算アプリを使って調べたら誤差が生じた。タイトルの日数は実日数と数日ずれている場合があったので、お詫びします。
一週間更新にして、生活スタイルを変えているところだ。平日は夜はインターネットやテレビを極力見ないで、ゆったりとした時間を過ごして、22時頃就寝できるように習慣付けをしているところだ。
すぐには寝付けないが、することを減らしてゆとりを持って過ごす良さを味わいながら、定着できたらいいなと思っている。
最後にお酒を飲んでから、もうあと1ヶ月で一年になるところまでたどり着きそうだ。飲むことが当たり前だった日々から、飲まないことが当たり前の日々に。
今年の11月23日に一年でどんな変化が起こったのかを書き記そうとは思う。