断酒して良かった

元毎晩多量飲酒していましたが、お酒に起因した失敗、心身の不健康、時間の浪費と人生これで良いのかという疑問から、断酒始めました。断酒の継続の目的でブログをはじました。禁酒に興味を持たれている方や禁酒をしている仲間の方が読んでいただけたら幸いです。

断酒1年110日目 自粛と自由

あの震災から9年。
震災当時は日本がどうなっちゃうんだろうと思ってしまうぐらいの報道と自粛ムードがあった。

天災は忘れた頃にやってくるなんて言葉があるけど、今回のコロナウイルスパニックは日本のみならず世界を巻き込んで、日常生活に大きな影響を与えている。

ウイルスに感染し、重篤な症状や亡くなられた方にはなんと言えば良いのかわからない。

これ以上の急速な感染拡大と重症患者の増加による命を失うリスクを減らす目的で、濃厚接触のリスクが高いとされる場所への自粛はやむを得ないことなのは理解できる。いつまで続くのかは誰にも分からないし、自粛する期間や対策に関してもある程度の期間検証してみないと分からないというのも理解はできる。

ただ、必要以上に情報収集すると咀嚼して取り込めなくなるような気がする。自粛といっても99%行動が制限されているわけではない。行動制限してしまっているのは自分自身であることに気づく。

情報収集にかんしては1日10分程度ニュースをチェックすれば取り返しのつかない行動をとってしまうことはあまりないように思える。

それより大事な事は、日々の日常生活。食事、睡眠、家事、余暇を無理のない程度で適度に折り合いをつけて自分で考えて行動できればいいんじゃないかなと思う。そうして、心身ともに余裕が生まれれば、誰かのために自分が何ができるのかを考えて行動できるんじゃないかなと思う。

過度に不安を抱く必要もないし、ましてやお酒を飲んで不安を忘れる必要もないと思っている。

断酒1年107日目 結局は

昨今の感染リスクがある場所への自粛。
いつまで続くのかは未だにわからない。
毎日のようにテレビやネットニュースをチェックしているが、気付いた事が一つ。

疲れた😖💦

有事に対して、事前の備えや、情報収集は大事ではあるが、結局頭で処理しきれず、日常生活が大いに乱れてしまっている。いわば本末転倒。

自分ができる範囲で、あとは特別にやることなんてない。

これまでだったら、そんな不安感をお酒飲んでごまかそうとしていたかもしれないが、全く意味がないどころか、逆効果なのはわかっているので飲まない。

今回の自粛で宿泊を兼ねた旅行は中止になったが、ドライブは自粛する必要はないし、考えようによっては楽しいと思える娯楽を探索するいい機会と捉えてみようと思う。

断酒1年85日目 心のスキマを埋める仲間

お酒は法律的には合法ではあるが、副作用は違法ドラッグと根本的に何が違うのかと言われると上手く説明は出来ない。

ただ、依存から立ちきる意味では、自分の周りの人間関係を振り返ってみると色々とヒントが見つかる気がする。

お酒こそ心の癒しだ。ささやかな時間だと思った。そんなときはだいたい定期的にお酒仲間がいて心のスキマを埋めていたような気がする。その時は楽しいと思った。しかし、翌日になると何が面白かったのか覚えていないし、2日酔いだし、飲む前はあんまり楽しく出来ないながら、飲み始めればという変な思いを持っていた。

断酒して、これまでのお酒仲間との交流はめちゃくちゃ減った。大事な仲間だと思っていたのはなんだったんだろう。

今思うと、お酒を飲むことでかえって心にスキマができて『もっと、もっと』という渇望が湧いたのだろうか。

断酒1年77日目 夜の歓楽街に行かなくなった

お酒を飲んでいた頃は、割りと夜の歓楽街に行くことはあり、それが楽しいと思っていた。ただ人は慣れる生き物なので、楽しい指数は段々と下がり、面白いとは思わなくなってくる。

断酒して1年経つと、電車で遠出して都内の歓楽街の飲み屋に行っていた自分が不思議に思える。今は全く夜に行きたいとは思わない。

都内に出向くなら午前中に行って早い時間に帰ってくるに限る。しかも、お酒を飲む訳ではないから、車で行くのも選択肢にある。

断酒1年70日目 アルコールを入れる余地がない。

今月から6月にかけて毎月マラソンレースにエントリー。
週に2回はレースペース走やロング走を入れて、後はオフとジョグを入れて調整。



年齢的にも20代の時と違って、無理をすれば怪我につながるため、ランニングノートを付けながら、計画→実行→評価→修正のサイクル。

もはや、アルコールを入れる余地がない。

断酒1年63日目 ノンアルコールビール2杯で充分

ビールテイストのノンアルコール飲料をたまに~時々飲む。

味というか風味は本物のビール系飲料とは違う。ノンアルコールカクテルだと甘過ぎて、ビターでごくっと飲みたい気分になる。

とはいっても、アルコールは一切入っていないので、酔うことは決してない。しかも、2杯も飲めば充分な気持ちになる。

素面だとお酒飲み時代のようにワンセット2時間という概念もない。30分~1時間程度でサクッと飲んで、終了なのでさっぱりと終わる。

断酒1年56日目 依存性だったのかな

今ではすっかりお酒とは縁のない日常。

断酒前は当たり前のように、酔っぱらうまでたくさんアルコールを注入していた日々。美味しいからという理由でストロング酎ハイを飲んでいたわけではないのは、酔って一時的にネガティブな感情を忘れたかったからにちがいない。診断を受けた訳ではないが依存性或いは危険飲酒の水域には達していたと思う。

取り返しのつかない前にやめられて、人生を取り返すかのように日々を過ごしている。

言い訳はいくらでもできる。ただ、やめるという行動の1回は100回の言い訳よりも尊いと今は思う。

断酒1年49日目 1年前の断酒イライラ期

ちょうど1年前のこと。、断酒して、2ヵ月経つまでは、飲みたいという欲求は表面化しなかったが、お酒の席でイライラはしやすかった。

今思えば断酒イライラ期とでも言うのでしょうか。

お酒のCMみると楽しそうだなぁ、でも実際に飲んだら楽しくもないし、悪酔いするのが分かっていたが、何か未練たらしいものがあったように思える。

その気持ちが、時が解決したのか、何度もフィードバックしたお陰なのかはわからないが、お酒に関して過剰な反応はしなくなった。

断酒して、1年たったが、周囲の環境は変わっていない。相変わらず、お店に行くと、アルコール類がずらりとラインナップされている。お酒飲みの人は相変わらず飲む量や頻度は変わらず、節酒と口にはしているが結局は守れず。

自分は車の運転で泊まりの遠距離に行っても、飲むことを考えなくていいから、自由度が増したかなと思う。朝の体調不良もないし、余計なケアをする必要がない。なんで飲んでいたのかなと思える。

断酒1年42日目 新年スタート

新年がスタートした。
去年1年間断酒達成できた。

おそらく、一杯位飲んでも大丈夫だろうと思って、口にしない限りは飲まないと思う。そもそも、それをスリップ体験と呼ばれるものであると思うが…。

自分が当初ブログを書いた目的はスリップ予防と、自分より後で断酒を始めた人のために微力ながら書き綴った。目的は完全に達成したわけではないが、断酒のメリットと飲酒のデメリットについての自分の体験談についてはある程度気のすむまで技術として載せたと思っている。

なので、断酒ブログは一旦終了してもいいかなと思う部分はある。しかし、他の方の断酒ブログを読むと、断酒自体の記事を載せるというよりは、今自分が興味のあることや、取り組んでいることを中心に書いているものもたくさんあることに気づく。断酒を1年過ぎた自分はこんなことやってます的な事を好きに書き記して、たまに断酒に関することを入れつつやっていこうかなと思う。

断酒1年35日目 初の年間完全断酒達成

明日で本年が終わる。
年間通して初の断酒が達成となる見込み。

とはいえ、特に努力したとか、頑張ったという自覚はない。

逆に何で今まで飲酒をしていたのだろう。なんであんなに酔いを求めていたのだろう。これが、薬物の怖さなのかなぁと思う。『うー酔いてー』みたいな中毒症状が当時はあったと感じている。


お酒という薬物を摂取しなくなって、酔う状態が一切なくなった。断酒してから、ある種の寂しさを感じることはしばしばあるが、だからといって、口にするどころか、購入することもないし、グラスに注ぐこともしたことはない。

ただ元酒飲みということがあってか、大抵のお酒の味やピッチ、酔いの感覚は覚えている。その反面、時間の経過が長く感じて、まだ一次会終わらないんだと思うことはある。

一番大きく考えが変わったのは、お酒がささやかな楽しみというのはまやかしだったということ。

お酒を飲まない生活は全くつまらないどころか、好きなことが、やれると元気になる。

タイトルで、年間断酒達成と掲げているが、自分の生きたい人生を歩めたら幸せだなと思う。

今年一年、心身ともに去年と比較したらいい一年だったと思う。

断酒1年21日目 コスパ重視で失ったもの

断酒する前、『飲み放題』『ストロングチューハイ』『ハッピーアワー』などのいかに安く、至福の時間を過ごすかと考えただけでワクワクしていた自分がいた。

①飲み放題
最初の30分で中ジョッキで3杯は注文してゴクゴク飲み干す。『ああ、至福の時間が始まった。ふわふわして気持ちいい』とこれから続く酔いの時間を味わう。

②ストロングチューハイ
コンビニかスーパーなどの量販店で、過不足がないように購入する。おつまみも入れて2000円程度で至福の時間を過ごせると思うと満足感を得ながら、家路に着く。家に着いて、グラスに氷をたっぷり入れて、プシュー、トクトクトク、ゴクゴク、ウッウッウッ。ふぅー。
気付くと2つのロング缶は空っぽに。

③ハッピーアワー
平日の夜勤明けで次の日休みか、平日の連休中の次の日休みの時に、一人でハッピーアワーの時間にお店に入る。一人でお店に入るのは恥ずかしい気持ちがあるが、19時までドリンク半額なので1時間の間にジョッキ5杯は注文する。家飲みと違い非日常感を味わう。19時になるとまだ飲める気持ちがあるが、会計を済ませ、家で飲みなおす。


以上が、お得にお酒を飲んで至福の時間を過ごしていた、飲酒時代の私。

お酒に対してのコストパフォーマンスは、私にとって旅行に行くとか、ドライブに行くのと同等の満足感を得られていると信じていた。つまり、お酒は、旅行やドライブと比較して安く満足感が得られるもと認識していた。

さて、お酒の効用といえば、以上の体験になるが、そのあとの経過は、大体同じだ。

最初の30分から1時間はハイペースに飲み、足りないと思った30分後に酔いが回る。それからトイレに行く回数が増える。目と耳から情報は入るが、右から左へ流れる。人と一緒にいるときは、適当に相槌を打ったり、愛想笑いをする。一人で飲んでいるときは、TVかネットサーフィンして過ごす。そして、いつの間にか眠くなる。

そして、

カラダが重い。気持ち悪い。気分が落ち込んでいる。

お酒を飲むのをやめて、飲んで30分から1時間後の気分高揚やワクワク感みたいなものは意図的には失くなった。しかし、現在新しい試みを始めるようになり、体験を通してのワクワク感を味わうことが時々ある。


 
ここで思ったこと。

①お酒という薬物作用によって、強制的に快感物質を出させ、枯渇してしまうと、飲む前よりも、気分の値がマイナスになり、至福の飲み物というよりは、不幸を味わう劇物ではないかと思ってしまう。

②もともと、人間は好奇心のある生き物なので、行動し続けると自然にワクワク感を得られることが可能なのではないか。ただ、お酒によって、偽りのワクワク感を何の行動もなしに得られて、それに依存して、新しい体験をしようとしなくなる。

③お酒は飲めば飲むほど身体や心を蝕み、社会生活を脅かすリスクしかない薬物なのに、ハマってしまうところがミソなのかな。


極論すると、お酒がタダだったら人生得なのか?
この続きはいつか。

断酒1年14日目 ポジティブな飲酒会?

先日、職場の同僚同士で飲み会を行った。
一次会は焼き肉で飲み放題。
自分は素面だったのであまり気にしなかったが、頼んだドリンクが届くのに時間がかかって、不満を漏らす酒飲み同僚。話の内容は仕事のどうでもいいような愚痴や前回の飲み会での失態の暴露話。自分はあまり喋らずゆっくりと食べ進める。焼き肉はやる作業があるからか、時間は比較的進むのが早く感じる。とは言っても、お酒を飲んでいた頃と比べると時間が過ぎるのは長く感じる。

大きな混乱もなく、2次会へ。

お酒を飲んでない1人の同僚は車でご帰宅。
残りのメンバーは自分の車に同乗し、駅前まで移動する。

2次会。キャッチのお姉さんが紹介する居酒屋に入る。1人1品オーダー制。ドリンクは飲み放題でおつまみはやや高め。味はいまいち。

肝心の内容だが、一人は酔っぱらって、店員に支離滅裂な注文を言い始めて、同僚が止める。他にも…特に実りのある会話はあまりなかったかな。

ポジティブな飲酒会…。集まるメンバーにもよるだろうが、職場の同僚同士ならこんなものだろうと毎回思う。あまりにも不毛な内容なので具体的な内容は割愛させていただく。

断酒1年9日目 飲み会サボりたい

職場の男子同僚と明日飲み会がある。
正直なところサボりたい。

当然自分は飲まないので車を運転することになるのだが、好きでもない酔っ払いを車に乗せる事を想像すると、あまりいい心地はしない。

あとは、休みの日に仕事の愚痴話をするのは、会費と時間の無駄に感じる。

それはあまりにももったいなさ過ぎるので、予防線をはりつつ、お互いにとって少しでも有意義な時間を過ごせたら良いと思う。

断酒1年7日目 忘年会というイベントについて

断酒して1年が経ち、飲酒欲求も皆無の生活。

もう12月を目の前にし、忘年会シーズン突入となるが、どこか他人事に感じる。

『今年は◯回忘年会に誘われて参加したよ』と自慢のように語った過去もあったが、どうしても会って話をしたい人でなければ行きたいとは思わなくなった。

つまり、飲酒時は酔いたかっただけのこと。イベントと称して、多量に飲酒したが内用はよく覚えていない。特にここ数年は楽しい飲み会だったと思うことがあんまりなかった。



誘われればほぼ参加。のんでいる時だけ楽しい気分にはなっていた。飲む前は、テンションが低い。解散後徐々に寂しくなり、朝目覚めると、気分が落ち込み、からだが重い。一体何がしたかったのか自分の人生。

断酒してからは、酔うことはないから、記憶が鮮明に覚えている。何が良くて、何がつまらないかはっきりして、会に参加するか、しないか選択できるようになってきた。

もちろん、『途中で帰りやがった』と言われることもあるが、クッション言葉を添えて、関係がギスギスすることはここ一年あまりないかなぁと思っている。


一度しかない人生をお酒に左右されずに主体的に行動できたら、新しい何かがみえて来るのかなと信じている。

断酒1年0日目 適正飲酒は拷問

今日で最後に飲酒してから丸一年が経った。

最初は勢いで始めた断酒が、月日をたつごとに心境の変化を感じながら本日に至った。

最近思うお酒の怖さは飲酒運転だ。

私は去年車を購入したが、それまでは基本運転はしなかった。そのため、アルコールに制限をかけることはなかった。

それが今ではほぼ毎日車を運転している。
もし、スリップしたら、満足するくらいの程度飲むだろう。そうなると、翌朝はアルコールが完全には抜けきっていない状態で、車を運転するだろうと思う。

しかも、厄介なのは、最後にお酒を飲んだのが昨日の24時前だとして、朝起きて二日酔いの症状がでなければあまり考えずに、車をちょっと運転するくらい別に良いと思ってしまうことが在り得るのである。

アルコールが分解されて元に戻るまでの時間が、こんなにもかかるとは思いもしなかった。逆に翌日通勤で問題なく運転できるレベルのアルコール量を計算したら、ビールジョッキー2~3杯というところか。

これは拷問である。適正飲酒は拷問である。ならば、お酒をやめればそんな心配も要らないし、楽なのだ。

これが、私の飲酒に対しての結論である。



ちなみに1年間でブログが220記事。塵も積もれば…である。